こんにちは!Cuoria整体院の上妻です。
皆さん「肩こりがつらい」「長時間座っていると疲れる」「朝起きたらすでに体が重だるい」そんなお悩みありませんか?
実はそれ“猫背”が原因かもしれません。日本人のほとんどの方が猫背に悩まされているのではないでしょうか。猫背は見た目の印象だけでなく、体の内面にも多くの悪影響を及ぼします。
今回は、猫背の定義からその影響、改善のヒントまでお伝えします。
猫背とは?その定義と状態
そもそも猫背とは、『背中が丸くなり、頭が前に出てしまった姿勢』を指します。
人間の背骨は、本来「頸椎(首)→前弯」「胸椎(背中)→後弯」「腰椎(腰)→前弯」という自然なS字カーブを描いており、これが身体全体の衝撃を分散し、バランスの良い動作を可能にしています。
猫背の姿勢ではこのバランスが崩れ、胸椎の後弯が強くなり、首は前に=「ストレートネック」肩は内側に入り=「巻き肩」、骨盤も後ろに倒れやすくなります。これにより、筋肉や関節に余分な負担が日常的にかかり肩こりや頭痛の原因となります。

• 長時間のデスクワークやスマホ操作
• 運動不足による筋力低下(特に背筋・腹筋などの体幹)
• 呼吸が浅くなりがちなストレス環境
• 習慣化した姿勢のクセ
猫背が引き起こす体への影響
猫背による体への影響は、以下のように多岐にわたります。
1. 肩こり・首こりの慢性化
猫背姿勢では肩甲骨周りの筋肉が正しく使われず、常に首や肩の筋肉が緊張します。その結果、血流が悪くなり、慢性的なこりへとつながります。
2. 自律神経の乱れ
猫背になると胸が縮こまり、呼吸が浅くなります。呼吸が浅い状態が続くと、自律神経が乱れ、疲れやすさ・眠りの質の低下・イライラなどの不調が起こりやすくなります。
3. 内臓の圧迫
前かがみの姿勢は、内臓を圧迫し、消化不良や便秘の一因になることもあります。食事内容を見直してもスッキリしない場合は、姿勢が影響している可能性も考えられます。
4. 見た目年齢が高くなる・自己肯定感の低下
猫背の姿勢は、見た目に年齢を感じさせやすくなります。背中が丸まり、顎が前に出た姿勢は、自信がなさそうな印象を与えるため、自己肯定感にも影響するケースが見られます。
猫背改善のためにできること
まずは「自分の姿勢を知ること」が第一歩です。
姿勢のセルフチェック方法
壁に背をつけて立ったとき、後頭部・肩甲骨・お尻・かかとをくっつける。
腰の後ろに手を入れてみましょう。
『手のひら1枚分がぴったり入る』のが理想的な姿勢です!

猫背改善のストレッチ
• 肩甲骨回し:肩に手を置き、肘を大きく回すことで肩甲骨周辺をほぐします。前後10回ずつ、ゆっくりと。
• 胸を開くストレッチ:手を後ろで組み、胸を開いて深呼吸を数回。肩が自然に開く感覚を意識します。
これらの動きは、筋肉の緊張を和らげ、正しい姿勢に近づける手助けとなります。
↓ストレッチを動画で見たい方はこちら!

姿勢が変われば、心も変わる
Cuoria整体院 八王子のお客様には「自分を大切に」してほしいと思っております。
日々忙しく過ごしているとついつい自分のことは後回しにしてしまいがちです。
姿勢が整うと、自然と呼吸が深まり、視線が前を向き、気持ちも前向きになっていきます。
姿勢から体を見直し、毎日をもっとラクに、イキイキと過ごしていきましょう!